ジャパンオープン2010を振り返って

はや２週間が経ちましたが、今年の楽天ジャパンオープンは大盛況の中で無事に終了しました。
入場者数は８０１３１人を記録し、サンプラス優勝時、フェデラー優勝時も超えて史上最高でした。

今年は何と言っても、ナダルで始まり、ナダルで終わった大会でした。
大会前日の公開練習イベント「ATP SUNDAY」で、まずベールを脱いだナダル。公開練習相手は日本の伊藤竜馬選手でしたが、その打ち合いの凄さ、と言うかナダルのボールの凄さに、集まった５千人近いお客様は驚嘆の騒ぎでした。
その後、本戦を順調に勝ち上がったナダルは、準決勝で大ピンチを迎えるわけですが（※この試合は、今年度のATPツアーのベストマッチにノミネートされるらしい）、コロシアムに集まった観客全員と「最終日まで残って欲しい」と願うテニス協会役員の心の底からの祈りによって、奇跡的にマッチポイントを挽回して勝利。そして、最終日の決勝戦では、モンフィス相手に貫禄勝ちで初来日初優勝！
女子シングルスも日本の森田あゆみが優勝したので、大会としては非常に綺麗な理想的な終わり方でした。

自分は１０年近くテニス協会のボランティア委員として運営側に携わっていますが、大会の運営方法も年々洗練されてきていると感じます。
写真は、大会のクライマックス、男子シングルスの表彰式の光景です。私は今回初めてコート上で進行役を担当しました。準備段階含めて非常～に緊張したものの、当日は皆様の協力でなんとか及第点の進行ができ、ほっとしているところです。

この写真を撮ってくれたのは、当日会場に来ていた大学時代の友人です。彼曰く、表彰式は素晴らしい雰囲気だったよ。また来年も楽しみにしている。とコメントもらい、嬉しかったです。

ちなみに、今大会の運営方法やスタッフは、ATPから「excellent」という評価をもらいました。
こうやって写真を見ると、よくこんな中に立って動いていたなと思います。。


ほっとしている間もなく、１１月第１週は全日本選手権です。また表彰式の進行役を仰せつかりました。。